自宅でゆったり ― 2020年03月10日 16時33分
先日予約していた歌舞伎観劇は幻と終わった。たまたま同時期に宝塚観劇を予約していた孫達家族も同様の結果になった。自己都合のキャンセルではないので代金は返却されるようだ。余力を持っている会社は持ちこたえられるのだろうが大変なことである。JRも全額返還してもらった。レストランや宿は事前だったのでネットでキャンセルできた。
この後も色々な企画が開催できなかったり、旅行に至っては当分怖くて行けないように思う。
その代替ではないが、近辺を散歩したり、庭仕事を再開したり、お家カラオケをしたり、家飲みをしたりと時間を活用できるようになった。
また、返却代金をあてにしてやや高額のベルトサンダーを購入してしまった。暖かくなったのか近くで河津桜を見れるところがあったので撮影した。
俳句
①藤棚の剪定職人春を呼ぶ
②芽吹く野辺子らかけまわり鳥の声
③陽だまりで遊ぶ子らのマスクかな
④つかの間の春光ありて外湯かな
⑤ものの芽に小さき羽の散らばりて
⑥ひな祭り勝手にやれよと内裏びな
⑦春雷や静かになりて受検生
⑧平日に孫連れの道風寒し
⑨涅槃会の団子まくのも手渡しで
⑩家飲みのゲンゲの乾物春を知る
このごろ ― 2020年03月31日 15時25分
高齢者の免疫力の低下が健康面でそれぞれの症状を悪化させることが言われている。特に今回のコロナの件では、死に直結する症状も現れることで体調管理に尚更気を遣わざるを得なくなっている。今日は天気が良かったので、学校が休みの孫を伴って散歩に出る。広い公園の空気を思い切り吸い込む。以前はこんなことが日常だったのだがこの頃はマスク装着での外出が日常になっている。
先日、施設(※現在、家族面接禁止になっている)に入所している母を連れ、総合病院を受診した。以前、高齢で介護も必要であるので家族が代理で症状申告することで処方してもらえないかお願いした経緯があった。その時は、そんなことをしたら我々医者が処罰されるということで、やむなく私たちは定期的に本人を連れ受診することを了解した。
そんな訳で今回もなんとか本人を連れて行ったのだが、受診前に「本人を連れてこなくても良かったのに」という言い方をされたので、「方針が変わったのですか」と聞くと本人が来なくても処方しても良いという趣旨の通達が国からあったというような説明を受けた。状況上やむをえない対応なのだろうが、一般に周知されていることなのだろうか、連れ出してその場で初めて知らされることではないと感じた。正確なアナウンスが適切な時期に欲しいと願うこの頃である。
俳句10題
①中継塔 景を壊すや壊さずや
②春ひざし有機肥料用意する
③雁去りて霙の川面にかもめ鳥
④コロナ禍やプラス思考で朝散歩
⑤コブシらの蕾膨らむ春日和
⑥カラス来て小枝加えて飛び去りぬ
⑦なごり雪地吹雪のごと舞い上がり
⑧蕎麦を打ち温めて食べる夕餉かな
⑨薄曇り紅き椿とユキヤナギ
⑩三月尽残りの椿落ちにけり
画像は、母に食べて貰った手打ち蕎麦、暖かく柔らかい状態で食べて貰った。
最近のコメント