當る卯歳 吉例顔見世観劇その12022年12月17日 16時29分

12月14日から2泊で歌舞伎観劇などしました。 12月14日京都南座の當る卯歳吉例顔見世興行の二部開演に間に合うべく往きのJRを予約してあったのだが、強風の影響で遅れが生じているということで一本早い列車に急遽変更した。結果その判断は正しかったようで二部の開演にかろうじて間に合った。コロナの影響か演目企画の影響かは定かでないがちらほら空席が目立つ。二部最初の恋飛脚大和往来封印切は2018年の顔見世で亀屋忠兵衛は仁左衛門、傾城梅川は孝太郎、丹波屋八右衛門は鴈治郎で観ている。今回は忠兵衛は鴈治郎、梅川は扇雀であるが八右衛門役が愛之助であるところが面白いところか。上方流のしゃべりの芸を体得する姿勢が強く感じられた。次の演目は松浦の太鼓で松浦鎮信を仁左衛門、大高源吾を獅童、宝井其角を歌六がそれぞれ演じているが、これも2016年に松浦鎮信を染五郎(現幸四郎)、大高源吾を愛之助、宝井其角を左團次で観ている。獅童が今回初役で演じていると言うことで興味を持って観た。歌六はいつ見ても「すごいな」と思う。いつもは二部のあと宿へ帰る時間があるのだが、今回は三部開演まで時間があまりないので、パンとコーヒーで取りあえずの夕食とした。 三部の初めは年増(としま)は常磐津舞踊のひとつのようだ。中村時蔵の舞踊劇は初めて見たように思う。次の近松門左衛門作女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)は初めて観る演目で河内屋与兵衛の愛之助とお吉の孝太郎は熱演でした。今後の活躍を期待します。

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