イタリアンの夕食2023年10月15日 17時13分

 合羽橋道具街を散策し宿に一度戻り、夕食はイタリアンに決めた。予約なしで宿からも近いを条件に『ヴォメロ』に行った。予約で満席という事だったが7時までの制限付きで入店できた。お酒は赤ワインをデキャンターでお願いし一人3,800円のコース料理を注文した。それぞれ量が多かったが完食した。また、時間制限も気にせずにとの案内もあったので2時間ほどかけて美味しい一時を過ごすことが出来た。

合羽橋道具街を散策2023年10月15日 16時30分

デイヴィッド・ホックニー展の会場で昼食をとり浅草まで移動し合羽橋道具街を散策した。全部まわるのは無理なので洋食器と厨房用品を見るため数店に入った。包丁などの刃物を扱う店には外国の方も沢山みえた。帰りに雷門近くにも行ったが沢山の人が戻ってきたという印象を受けた。

デイヴィッド・ホックニー展2023年10月15日 16時16分

 三日目は、朝9時頃に宿を出て東京都現代美術館で開催中のデイヴィッド・ホックニー展に行くことにした。浅草線で東銀座から人形町で乗換、半蔵門線で水天宮前から清澄白河で降り徒歩で美術館までいった。この美術館は初めてである。現代的な外観が秋空に映える。外国人の方々も結構来ている。老人の割引とJAFの割引で少しお得に入場できた。デイヴィッド・ホックニーに関しては地元の美術館で1986年に開催した時にエネルギッシュな作家だなとの記憶があった。今回改めてその記憶が正しかったと思った。特に新しい媒体を使った表現には不死身な人じゃないかとも思った。ただ歪んだ空間表現を長時間見たせいか車酔いに近い症状になった。2時間ほど滞在したが、帰る頃には入り口に入場待ちの長い行列が出来ていた。

焼き鳥夕食2023年10月15日 15時43分

 歌舞伎観劇の後、焼き鳥が食べたいと言うことで予約なしで行けて宿からも近いということで銀座松屋裏の『武ちゃん』へ行った。5時開店なので少し前に言ったら店前に8名ほどの方が列を作っていた。瓶ビールを飲みながらおまかせ8本セットとおしんこと肉アスパラを注文。時間を見計らって焼きがけを出してくれる。ビールの後に白ワインを注文し1時間ほどで店を出る。ご飯を食べなかったので途中たこ焼きを買って宿に戻る。

2023秋歌舞伎2023年10月15日 15時08分

 妻と10月11日~14日まで歌舞伎座での歌舞伎観劇をメインにした小旅行をしてきました。幸い天候に恵まれ老齢の身にも比較的快適な旅になりました。初日は大丸の食堂階で昼食をとりタクシーでホテルに直行しました。午後の開演直前までホテルで寛ぎ軽装で出かけました。歌舞伎座新開場十周年錦秋十月大歌舞伎の夜の部の初めは『双蝶々曲輪日記角力場』で濡髪長五郎役の獅童と山崎屋与五郎/放駒長吉の二役を演じる巳之助を中心にした演目であった。遊女と恋仲の二組のカップルにそれぞれ横恋慕する二人の敵役の存在がありそれに二人の相撲取りが絡む演目と単純に想像し観劇した。事前に9月に東急松竹で放送された平成21年6月・歌舞伎座での松本幸四郎 (現・白鸚)の濡髪と中村吉右衛門の放駒の同演目を観ていたので比較しながら観てしまった。  次は舞踊の『菊』で一幕見席を見るとほとんど外国の方だったのが印象的だった。  最後は『水戸黄門讃岐漫遊篇』で水戸光圀役の彌十郎が中心の演目だった。脇役の印象が強いが雰囲気作りに長けている印象を受けた。  二日目は、部屋で朝食をとり三越の食品階で昼食弁当を買い歌舞伎座へ行った。昼の部の最初は『天竺徳兵衛韓噺 序幕北野天神境内の場・別当所の場』幕間の後『天竺徳兵衛韓噺 大詰め北野天神境内の場・別当所の場 吉岡宗観邸の場・裏手水門の場』で天竺徳兵衛役の松緑が中心の演目。江戸期の歌舞伎の演目でありがちのスキャンダルや珍談奇談に取材した奇想天外なストリーのようである。現代のように報道や映像を通してリアルな現実を時系列で見聞できる時代と違い、ある事件をもとに実(じつ)は実(じつ)はと展開する方が興味を引きやすいという時代背景があったと思う。  次は山田洋次 脚本・演出の『文七元結物語』で今回一番興味のあった演目である。左官長兵衛役の獅童と長兵衛女房お兼の寺島しのぶが中心になって進んでいくが舞台美術や滑稽の演出で山田洋次色が出ている。寺島しのぶの出演を含め歌舞伎の定番演目になるにはまだ時間が必要じゃないかと思う。歌舞伎観劇は昨年末以来だったが今回昼夜の二部構成になったのは良かったと思うし幕間での飲食が可能になったのも嬉しい。今年は5月から6月にかけて海外旅行もしたのだが旅行中に少し体調を崩し楽しさが半減したので今回の小旅行は天候と体調にも恵まれ改めて健康の大切さを感じた。

當る卯歳 吉例顔見世観劇その42022年12月17日 16時46分

画像は、空になったワインボトル

當る卯歳 吉例顔見世観劇その32022年12月17日 16時43分

画像は、京都ダイナーでとったオードブルなど

當る卯歳 吉例顔見世観劇その22022年12月17日 16時41分

宿は、昨年も利用した三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺に連泊しました。ホテルの朝食は老人にも優しく美味しかったです。 二日目は、朝は宿でゆっくり第一部を観ました。最初は義経千本桜のすし屋でいがみの権太を獅童が熱演しました。次の龍虎(りゅうこ)は舞踊劇ですが、龍を扇雀と虎を虎之介父子が演じましたが、「これを一ヶ月やるんだ!」と、妻と意見があいました。一部が終わり少し遅い昼食をとり、八坂神社に参拝し孫たちのお守りをいただいたり、知恩院の参道を散策したりした後、よしもと祇園花月の午後の部を観ました。九州からの修学旅行生の団体鑑賞者がほとんどで、一般客はちらほらでした。老人客は私と妻の二人だけだったように思います。コロナ禍の中ライブ配信もやっているようで芸人さん達に館内客だけを相手にしていないような視線を感じました。歌舞伎なども国立劇場で文化を伝承するための企画をやっていますが、若い世代に舞台を直に観る楽しさを伝える試みがもっとあってもいいと思います。 夜は、宿近くの京都ダイナーで夕食です。美味しいワインとうまい料理を、気軽に楽しむコンセプトの店のようでワインはボトルでお願いしました。オードブル盛り合わせ付きのクポーンがあったので利用しました。二時間近く店で過ごし二人でボトルを空けてしまいました。  今回は、宿泊で全国旅行支援きょうと魅力再発見プロジェクトの金券をよしもと祇園花月の代金と京都ダイナーでの代金の一部に利用したので快適な旅行の後押しとなりました。 画像は、宿の朝食

當る卯歳 吉例顔見世観劇その12022年12月17日 16時29分

12月14日から2泊で歌舞伎観劇などしました。 12月14日京都南座の當る卯歳吉例顔見世興行の二部開演に間に合うべく往きのJRを予約してあったのだが、強風の影響で遅れが生じているということで一本早い列車に急遽変更した。結果その判断は正しかったようで二部の開演にかろうじて間に合った。コロナの影響か演目企画の影響かは定かでないがちらほら空席が目立つ。二部最初の恋飛脚大和往来封印切は2018年の顔見世で亀屋忠兵衛は仁左衛門、傾城梅川は孝太郎、丹波屋八右衛門は鴈治郎で観ている。今回は忠兵衛は鴈治郎、梅川は扇雀であるが八右衛門役が愛之助であるところが面白いところか。上方流のしゃべりの芸を体得する姿勢が強く感じられた。次の演目は松浦の太鼓で松浦鎮信を仁左衛門、大高源吾を獅童、宝井其角を歌六がそれぞれ演じているが、これも2016年に松浦鎮信を染五郎(現幸四郎)、大高源吾を愛之助、宝井其角を左團次で観ている。獅童が今回初役で演じていると言うことで興味を持って観た。歌六はいつ見ても「すごいな」と思う。いつもは二部のあと宿へ帰る時間があるのだが、今回は三部開演まで時間があまりないので、パンとコーヒーで取りあえずの夕食とした。 三部の初めは年増(としま)は常磐津舞踊のひとつのようだ。中村時蔵の舞踊劇は初めて見たように思う。次の近松門左衛門作女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)は初めて観る演目で河内屋与兵衛の愛之助とお吉の孝太郎は熱演でした。今後の活躍を期待します。

歌舞伎座2022その12022年06月25日 20時34分

外出する機会を作ろうと心がけているが、体力の衰えを一段と感じるようになった。 毎日の朝の散歩は、現状の体力が一日でも永く続くようにの思いがモチベーションになっている。また、コロナ禍以後JRやバスを乗り継いでの旅行は皆無である。そして、半年ぶりの歌舞伎観劇をすることになる。  今年は空梅雨なのか、雲が垂れる事はあるが降雨までにはならない。新幹線は乗車率がほぼ100%で車内販売もやっている。車内での飲食は旅の楽しみの一つだ。東京駅に降り立つと蒸し暑い。体力を消耗しないようにタクシーで宿まで移動。以前は地下鉄などで移動していたが、タクシー利用の方が格段に良い。 昨年末よりも人通りはかなり多い。コンビニに入っても以前ほどのコロナ対策はない。歌舞伎座は、座席数制限と三部制は残したままで、幕間の飲食も復活していない。幕間の飲食は観劇の楽しみの一つであるが、閉じられた空間なので施設側としては一回でもクラスター的なものが発生すれば大変重大な諸問題が発生するのでもうしばらくは私たちも我慢と言うことか?  二部の『信康』から観た。信康役の染五郎と家康役の白鴎という孫と祖父という関係の共演だ。染五郎は十代での大役だが次世代の歌舞伎を自ずと背負う立場にあるので今後も色々な難役に挑んでいってほしい。次の鳶頭役の梅玉と手古舞役の莟玉も養父と養子の関係での共演になる。梅玉は体調不良での休演からの復帰であるが舞台での存在感が大きい。役者は舞台で独特のオーラを発するものと思う。  三部の『ふるあめりかに袖はぬらさじ』は、本来与三郎役の仁左衛門とお富役の玉三郎で『与話情浮名横櫛』が演じられることになっていたが仁左衛門が頭皮に帯状疱疹が発症し、舞台に立つのに必要なかつらをつけることができず、休演という事で急遽の演目変更で主演芸者お園役の玉三郎の意思が強く感じられる演目であった。役者それぞれの表現が新派的で歌舞伎の演目としては個人的には少し異質の感覚がわいた。  外に出ると雨が降る気配はなく、軽めの夕食をとってから宿に帰った。長時間椅子に座った疲れが残った。  翌日は、宿近くで火災報知器が鳴っている音で起きびっくりしたが、誤報だったようで安心した。  私は、一部を観劇したが、妻はアフタヌーンティーをいただくということで別行動になった。一部の最初『菅原伝授手習鑑 』の『車引』は歌舞伎の定番演目なのでいわゆる様式美を堪能した。次の澤瀉十種の内『猪八戒』は澤瀉屋特有の様式美への落とし込みの面白さに注視してみた。猪八戒役の猿之助のひたすら感が伝わり感激した。  夕食は、ワイン酒場を予約してあったので妻とおいしいワインと食事を味わった。  二泊三日の間雨が降らなかったのはありがたい。チエックアウトが午後一時だったので部屋で映画を観てゆっくり過ごしてから帰途についた。
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