地元で歌舞伎観劇2016年07月26日 11時25分

 今日は、雨の一日になりそうだ。この数日間は、庭に出ての作業が続いたので、久々の骨休めとなりそうだ。
 先日、松竹大歌舞伎の東コース公演を観てきた。最初の演目は、「晒三番叟」。歌舞伎で三番叟物と呼んでいるもののひとつ。以前観た公演でも「操三番叟」が印象に残っている。
 次の秀山十種の内 松浦の太鼓は、初代中村吉右衛門が撰じた播磨屋の中村吉右衛門家のお家芸。(※「秀山」は中村吉右衛門の高浜虚子門下としての俳号)
 赤穂浪士の討ち入りを題材とした歌舞伎の演目では、「仮名手本忠臣蔵」がメインだろうが、そのスピンオフものが大変多くある。この演目は「四谷怪談」と並んで特に上演回数が多いようだ。松浦鎮信(市川染五郎)は、場面場面で微妙な喜怒哀楽を演じ分けなければならず難しい演目だと感じた。
 最後の粟餅は、歌舞伎舞踊の多様さを感じさせてくれた。杵造の市川染五郎とおうすの中村 壱太郎の踊りの達者さによるものかもしれないが、観ていても楽しくなる。
 地方公演では、大掛かりな演目は期待できないが、役者の役作りの工夫が随所で観られ本公演とは、違った楽しみ方が出来る。
 画像は、先日庭で採れたトマト

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