新幹線で歌舞伎観劇2015年05月14日 14時04分

 台風が通過しそうな日。5月12日家で朝食を摂って妻に駅まで送ってもらい、我が家で初めての北陸新幹線の人になる。2時間程度で行けるとなると先日の飛行機便の存続が気になる。時間が短くなっても私の年齢の人たちはせっかちの様。後ろの席の同年配の夫婦の会話を聞いてその気持ちを強くする。東京駅に到着して山手線で新橋駅までそこから都営浅草線で東銀座まで、昼食をとるために歌舞伎座裏のパリのワイン食堂に入る。若い女性客が多い。外側のテラス席に案内される。ランチ(ハンバーグがメイン)を注文しグラスワインをあわせて注文する。食事が終わる頃は3杯飲み終えてた。その後宿にチエックイン。時間前だけど部屋の準備が出来ているとのこと。入浴しさっぱりした後テレビを観ながらマッタリとした時間を過ごす。16時に歌舞伎座入場予定なので夕食を求めることにする。サラダなどをコンビニで仕入れ、次にサブウェイに行く。ローストビーフサンドを注文する。いつものように歌舞伎座前は人で一杯。入場し3階B席に着く。満席状態ではない。今日の夜の部の最初は慶安太平記(けいあんたいへいき)丸橋忠弥役の松緑と捕り手達との激しい立ち回りが見所ということで色々な工夫がされていた。
次の歌舞伎十八番の内 蛇柳(じゃやなぎ)は霊木の精にまつわる舞踊劇。歌舞伎十八番のひとつとおうことだ。蛇柳の精と金剛丸の役の海老蔵。舞台が狭いと感じるほどダイナミックな構成の舞踊劇であり感動した。
 最後は神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)で、火事と喧嘩は江戸の華をそのまま舞台に仕上げた構成になっている。鳶と力士の大立廻りが見せ場だが、争いを治める仲裁役が場面場面で有効に機能している。初演当時は拍手喝采で見入ったのではないかと想像した。見終わり外に出ると、強い雨風であった。
 次の日は、台風一過という晴天。
 昼の部の初めは摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)で、菊之助が演じる若い後妻が梅枝が演じる継子に恋をするという設定になっている。蜷川演劇作品の『身毒丸』と共通する俊徳丸伝説が下地となっているようだ。
 次は、天一坊大岡政談(てんいちぼうおおおかせいだん)だが、講談などで有名な天一坊事件を題材にし舞台化している。現代的に言うと、詐欺師とその正体を暴く刑事達を描いたドラマというところか?天一坊役の菊之助、山内伊賀亮役の海老蔵、大岡越前守役の菊五郎、池田大助役の松緑。それぞれが大きな役どころを演じ、見応えのある演目だった。
 場内の店で妻から頼まれていた『めで鯛焼き』を買って帰路につきました。

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