俳句 ― 2021年05月06日 16時58分
進歩しないが、生きがいの一つになるや?
2021M01D15~M03D31の俳句
ジーンズの裾をたぐって取る氷柱
夜来の雨根雪の中にしみとおる
冬靄や溶ける雪より芽吹く枝
大寒や日陰の氷溶けぬまま
寒雲やこもりて薄き頭搔く
雪催いテイクアウトの一休み
寝室は気温8度の一月尽
節分や重たき雲の端垂れて
寒い朝ふくらむ梅を隠す雪
雪嶺にさしたる光汽車の音
春浅き彼方の空にトビの2羽
灯ともしころ降り止まぬ雪はやり唄
キラキラと朝日に溶ける忘れ雪
荒れ東風の昼の散歩やリフレッシュ
土雛の今年も優し目元かな
点滴の落ちる遅さや梅の花
別れ霜しばし見守る病みし吾
春の田やローカル線の青い影
街頭や夜半に目覚めて春の雨
雨上がり光る路面に青い空
水ぬるみのど飴一つ頬張りぬ
春の日や遊具に並ぶ幼き子
春寒やポツリポツリに急ぎ足
帰り道摘みし手もない土筆かな
雨模様菜の花ひとつ荒畑に
春耕する人ありて長閑なり
ブルベリーの蕾みも光る三月尽
画像はシュンラン
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