高齢者達のわがまま一泊旅行 ― 2015年12月04日 14時44分
一年に一回恒例にしている老人八名による一泊旅行。今回はJRなどを利用した旅行になり、京都嵐山近辺を散策した。金沢までは新幹線だが、乗り継ぐのは在来線の特急となる。2時間ほどの乗車にもかかわらず車内販売がない。そんなことなど話題にしながら、京都着になる。宿以外は特に事前予約などしていないので、昼食時に早速嗜好や価格などでお店の選定が二転三転する。ツアー旅行ではないので当然のことではあるが、自身のわがままぶりも含めてこの後も色々な展開があった。今年の京都は気温が下がりきらず、どこも美しい紅葉とはならなかったようだ。嵐山近辺の天龍寺と宝厳院の庭を散策したが紅葉よりも苔の緑が印象に残った。散策はそれくらいにして宿まで徒歩で移動した。平日にもかかわらず観光地は人で一杯だ。若い人たちもいるが、多くは外国の方のようだ。和服で散策しているのもそんな方達のようだ。渡月橋の歩道も人で混雑している。宿に着くとそれまでの疲れが一度に出てくる。大浴場で疲れをとる。宿の夕食は一部食べ放題飲み放題のものもあるが私を含めた老人達は注文したのは良いが食べ残したりする。ただ疲れて汗を流した後の生ビールは美味しくジョッキーで立て続けに三杯飲んでしまった。食後は近況など語り合い就寝したのは11時ころだった。翌日は雨模様で傘の準備などして宿を出た。私鉄の電車など乗り継ぎ京都市内まで移動後タクシーに分乗し、京都市美術館に向かう。そこで開催中の「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち-世界劇場の女性-」展を観る。フェルメール《水差しを持つ女》とレンブラント《ベローナ》は日本初公開という目玉作品だが全体的には理由は曖昧だが物足りなさを感じた。画集を買って外にでる。雨雲が覆っているがこの後雨にはなっていかないようだ。タクシーに分乗し錦市場に行き、昼食を挟みながら周辺を散策する。昼食の嗜好などでまた調整が必要になりそうだったが居酒屋風の店で日替わりランチをとることで一致。他愛のないものだ。帰りのJRは夕方なので十分時間がある。ここでそれぞれ自由行動になったのだが、私は疲れたことも有り、もう一人と連れだってJR京都駅まで移動する。買い物やコーヒーブレイクで少し時間を使ったが、まだ時間があるので、早い時刻の列車に変更することになる。幸い10分後に来る列車があったので、それに決める。電話で他の友人に変更を告げ列車に乗る。一事が万事の結末となった。画像はワインのハーフサイズと夕食駅弁。
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